EXHIBITION:
遠藤和子(えんどうかずこ)
1953年沼津市生まれ。1969年沼津市立第四中学校卒業、1972年静岡県立沼津西高等学校卒業、1973年多摩美術大学入学。篠原榮太氏などにグラフィックデザインを学び、1977年に卒業。森島紘史氏、岡村元夫氏、武山忠氏の元、高島屋の広告宣伝、大手出版社の女性の暮らしのための通信販売カタログの編集デザインを手掛ける。
1983年に「遠藤和子デザイン事務所」設立、クローバー株式会社、ユザワヤ商事株式会社などの手芸カタログや、趣味である園芸の知識を生かした株式会社サカタのタネの園芸カタログなど、数多くのホビー関連媒体に携わった。
2020年に乳がんを発症。現在も治療中。「Cancer Diary」をテーマに、長年の望みで あったボタニカルアートの実現を果たす。
2024年1月、聖路加病院画廊にて1回目のアート展を開催し、好評を得る。
闘病中の部屋や庭を彩ってくれた植物たち。
その凛とした姿を、輝く金の世界に落とし込みました。
そんな植物への敬愛とともに、
グラフィックデザイナーとして生きたその足跡を振り返ります。
遠藤和子